OBSは配信だけじゃない。録画・録音でも化けるという話

こんぐりちゃん~ひりぐりちゃんです🍍
以前の記事で、マインクラフト統合版の1本目は「Windows標準の画面録画+スマホのボイスメモで別録り」という方法で作っていた話をしました。
今回はその後、音質を大きく改善するきっかけになった出来事について書きます。

配信用に入れたOBSが、実は録画にも使えた

もともとOBSは「配信をするために」インストールしたソフトでした。ところが実際に触ってみると、配信だけでなく録画にもそのまま使えることに気づきます。

そして何より驚いたのが音質の良さでした。それまでゲーム画面はWindows標準の画面録画、声はスマホのボイスメモで別録りという、いわば力技のやり方をしていましたが、OBSで録画した音声を聴いてみると、明らかに違うクオリティが出ていたのです。

これをきっかけに、動画撮影のやり方をゲームキャプチャからOBSでの録画に切り替えました。ボイスメモでの別録りも、ここで卒業しています。

OBSはマイクにフィルタをかけられる

音質が良くなった大きな理由のひとつが、OBS側でマイクにフィルタをかけられる点です。
ノイズゲートやノイズ抑制といったフィルタを設定できるので、別録りのボイスメモでは実現できなかったレベルで声をクリアに録れるようになりました。

さらに、OBSの録画出力設定では音声トラックを1~6に分けて出力できるのも大きなメリットです。
ゲーム音と自分の声を別トラックとして書き出せるので、編集時にそれぞれの音量を個別に調整できます。
これは以前、映像と声を手動で別ファイルに分けて録っていたのと同じ発想を、OBS1つの中で完結できるということでもあります。

ただし注意点もあります。
OBSはアップデートがかかると、まれにこの出力トラックの設定が勝手に変わってしまい、分けていたはずのトラックが全部「1」にまとめられてしまうことがあります。
アップデート後は、録画を始める前に一度出力設定を確認する癖をつけておくと安心です。

デジタルだけじゃない、アナログのノイズ対策

OBSでフィルタをかけられるようになっても、そもそもマイクに余計な音が入らないようにする工夫は別に必要です。
特に困ったのが、キーボードやマウスを操作する音がマイクに入り込んでしまうことでした。

ノイズ対策というと、ソフトウェア側の設定やデジタルなフィルタを探しがちですが、実はアナログな対策の効果も侮れません。
私が実際にやっていたのは、マイクスタンドやアームに吸音材を貼り付けて、キーボードやマウスの振動がマイクまで伝わるのをミュートするという方法です。

これは音楽活動をしていた頃の経験がそのまま活きています。
レコーディングの現場では、ドラムのシンバルやスネアの裏にスポンジやガムテープを貼って、余計な鳴りをミュートするというのはごく当たり前にやることでした。
見た目は正直かなり悪いですが、効果は抜群です。

具体的に効果があった工夫は次のようなものです。

  • マイクスタンド・アームへの吸音材貼り付け:キーマウの振動がスタンドを伝ってマイクに入るのをブロックする
  • マイクの向きを変えて試す:同じ位置でも、マイクの向きひとつで拾う音の入り方がかなり変わる
  • キーボードの下に吸音パッドを置く:机を伝う振動そのものを抑えるので、体感でかなり変化がある

どれもお金をかけずに、身の回りのもので試せる工夫です。
「高性能なマイクに買い替えないとノイズは解決しない」と思い込みがちですが、実際にはこうしたアナログな一手間の方が効果が大きいこともあります。

まとめ

  • OBSは配信用ソフトというイメージが強いが、録画にもそのまま使え、音質面でも大きなメリットがある
  • マイクにフィルタをかけられ、音声トラックも分けて出力できるので、別録りの手間が不要になった(ただしアップデートでトラック設定が戻ることがあるので要確認)
  • キーマウ音などのノイズ対策は、デジタルのフィルタだけでなく、吸音材を使ったアナログな工夫も効果が大きい
  • マイクの向きやキーボード周りのちょっとした工夫だけでも、音質は体感でかなり変わる

「ノイズ対策=新しい機材やソフトを探すこと」だと思い込まず、身の回りにあるものでできる工夫も、ぜひ一度試してみてください。

ではまた~🍍

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